旅する大学生のための備忘録

旅してますか???旅はいろいろな形があって、どの思い出も人生を豊かにしてくれると思います。自分は「移動」が好きなので、電車や車を使って時間をかけていろんな所に立ち寄ることが多いです。一方で目的地を楽しむ!ってのも良いなと思っています。

随時更新します。

宿

  • ネカフェ

安定の安宿ネカフェは1700円前後でフルフラットシートが一晩使える。案外広く足を伸ばすこともできる。椅子を枕にするといいかも。貴重品は絶対に身体に密着させる。ズボンとパンツの間に挟んでおくとよいかも??トランクケースは大きすぎて邪魔だから車に入れておこう。

いびきをするおっさんが多いと寝付けない(翌朝運転に響くと旅の安全に影が落ちるので限られた時間での効率睡眠は大変重要)ので、ヘッドホンで雨の音とかノイズをYoutubeで流してうまくマスキングしよう。人間、恒常的な雑音には慣れるのですぐに寝ることができる。

なおネカフェによって安眠度が違う。快活CLUBは照明が明るめで高校生大学生がやかましい。音楽も大きめ。総合レジャー施設だから仕方ないね。すこし多めに払って個室を取ると寝やすい。ポパイ系列はネカフェ専門なので音楽も小さく、夜間は少し照明が落ちる。寝やすいがスリに注意。寝る前はフリードリンクのコンソメスープでも飲もう。明るいとき用に蒸気でほっとアイマスクは必須。冬場はパーカーを着ていくと何かと便利。

時間制限があるプラン(だいたい6時間から8時間プラン)はそれを過ぎると延滞金が発生する。案外高いので絶対起きよう。

 

  • カプセルホテル

大体は男性しか入れない。でも最近は女性専用フロアがあるキレイなカプセルホテルもあるからすごい。鳥取で泊まったところはA寝台くらいの広いスペースで天井が高いのがめっちゃよかった。下にカフェバーがあって晩飯も朝飯も食べられる。岡山で泊まったところはパチ屋+大浴場+カプセルホテルみたいな感じだった。大浴場は旅の疲れを癒やすいい施設、押さえておきたい。朝ご飯は大盛り白米+生卵+のり+味噌汁が付いてくるなんてとこも。駅前で出張マンが多い。6時くらいにみんなのゴソゴソで自然に起きる。

カプセルホテルはネカフェのようなヘッドホンがない。ウオークマンに雨の音入れていると役に立つかも。貴重品は枕の下に。

 

  • ラブホ

郊外で上記のホテルがないとき、人はどこに泊まるだろう。ラブホである。地域によって相場が違うが4000円から6000円前後といったところか。ご休憩5時間は部屋に入って即寝なければならない。どうせならご宿泊10時間くらいがいいな。天然温泉付きなんてとこや、お菓子無限だったり実は穴場なのです。入りにくいけどね。

 

  • ビジホ

東横とかAZとか、ビジネスマンを安く泊まらせてくれる素泊まりプランはおおよそ4000から8000円くらいだろう。最上級の眠りが得られる。朝飯も食えちゃうところもある。予約しておくのがベストだけど平日なら駆け込みでも大丈夫だったりする。ビジホは人権睡眠だが高いのがネック。値段とたばこのにおい気にしないならおすすめ。

 

 

交通

  • ローカル線

青春18きっぷなんか使って旅する、まさに大学生の旅行だけど本当にこの切符はすごくて、特急以外のJR乗れちゃう。日割り2000円強でどこまでも行けるのが利点。途中下車は浪漫、何もないように見える駅でも史跡があったりエモ写真が撮れたり、東京でも食べられない美味い飯が食べられたり、ともかく侮ってはいけない。人数と日程を把握して必要枚買っておく。チケットショップだと1日分残ったやつが売ってて安い。

当然ながら田舎は電車が少ない。御堂筋線のような2分に1本10両編成なんて幻想である。ダイヤはしっかりと把握しておかないと相当待たされる。でもそれもいい。途中下車は浪漫だから…。ただし最終列車には注意、早いとこだと21時には電車が終わる。タクシーもないから野宿になってしまう。

田舎ローカル線は生き残りをかけているのでグッズとかも売っている。買おう。味のある良い駅は地域住民の清掃があったり花が生けられていたり、ストーブにヤカンがのってたりする。暖かさを大切にしていこうね。

 

  • 新幹線

目的地があって日数が限られているならば新幹線はベストな選択肢に入る。ただし乗ってしまうと面白さがあまりないので片道700km(3時間)あたりが限度か。一度博多東京を新幹線で往復したが結構疲れた。なんだかんだ本を読んだりPCしていると着いているけど、座席に座り続けるにもしんどさはある。ビールを飲んでごまかそう。東海道新幹線ならマカダミアとチーズのおつまみが売っている。即買いである。新幹線の素晴らしいところは手続きがほぼ不要で乗車まですぐなこと、早いこと、疲れにくいこと。マイナス点はやはり出費、面白さに欠けることか。

 

高速は長距離だとしんどい。ぜひ下道で行こう。2号線は道の駅が少なく休憩しにくい。どこか郊外の施設で休もう。山口と東広島市あたり以外は都会が多いのでコンビニには困らない。徳山の工場夜景はミッドガルみたいで一見の価値あり。なぜか山口と広島の間とか東広島はガソリンが安いのでここで給油。山賊っていうめちゃくちゃ有名なご飯やがあるし夜も12時くらいまで開いてるから行ってみよう(昼どきは人が多すぎて入れない)。

尾道を朝焼けで通過するとそれはもうエモの極み。岡山は2号線を離れてブルーラインという自動車道に乗ろう。快適だし道の駅もあって休憩できる。兵庫の海沿いは道がややこしい上に混むので山側を通ってもいい。有馬のほうは道が狭いが空いている。どっちを取るかはその日次第だけど海側を通るなら少し有料道路に乗った方がストレスフリーだろう。

 

9号線は道の駅がかなり豊富、地域住民の憩いの場とも化している。地場産の食べ物を買って食べよう。味噌をお土産にすると日持ちもして良い。白兎海岸など有名なスポットに道の駅があったりするので観光にもうってつけで実に楽しい。温泉も豊富で、しばらく走れば温泉の看板が見えてくるほど。ただし受付終了時間に注意。道自体は非常に空いていて夜なんか動物しか出てこない。みんな飛ばしているけど安全運転しようね。

宿は少ないので事前にチェックするか車中泊になる。鳥取の海岸沿い、島根の出雲大社や玉造温泉がすぐ近くだから寄っておこう。余裕があれば石見銀山もいいかも。日が昇るにつれて人が多く車で通りにくくなるため注意が必要。山口の柚木慈生温泉は絶対入っておくべき名湯。平日昼過ぎでも狭い浴場に人がいるほど人気の最高の泉質で基準値の何百倍もの成分が溶け出している。シュワシュワである。

 

11号線は総じて海に近い道をどんどん進む。明石SAはかなり大きな施設でなんと観覧車もある。明石海峡大橋も望めておしゃれなスタバもあってたこ焼きが美味しいのでぜひ寄っておこう。淡路島は高速を使って四国に入ってから降りるといい。徳島方面と11号は逆なので注意。香川では松山に11号が通っているので適当に寄り道してうどんを食べる。釜玉うどんがおすすめだが、かけうどんやザルなんかも最高。九州のうどんに慣れてしまうと逆に新鮮に感じる。愛媛香川の海岸沿いは新鮮な瀬戸内の幸を扱う店が多い。都会が少なく晩ご飯はタイミングを逃しがちになるので、いいなと思ったら入ろう。

愛媛はときどき温泉がある。地元民がたむろしているが身体を休める絶好の機会、ぜひ入っておこう。四国から出るには高松方面まで走ってフェリーか、高松方面を外れてしまなみ海道に乗るかになる。しまなみ海道も安いわけではないが橋を繋げて島を渡る最高のドライブスポットでおすすめ。福岡大阪間なら2号線に比べると200kmほど多めに走る。

 

  • 飛行機

現状700kmを超える移動は飛行機のほうが楽。搭乗までめんどくさいし福岡以外の空港は郊外にあるのでアクセスもだるいが、ほんとに着いたの?ってくらいあっさり目的地に着いている。LCCは座席も狭いがまあ大丈夫、大学生だもの。ただ登場時の荷物が重かったら追加料金払わねばならぬ。JALやANA、SFとかは人権飛行機。クレジットカードの優待でラウンジに入ることができたりするから確認しておこう。ラウンジのありなしで快適度が段違い。国際線ラウンジなんか飯食ってビール飲んでもはや天国!