月と蟹 / 道尾秀介

月と蟹 / 道尾秀介

久しぶりの長編でした。
小学生の少年を主人公にした物語で、海辺の街を舞台にしています。
タイトルの月と蟹、あまり文中には出てこないんだよな、むしろヤドカリ

もうちょっと月と絡めてくれると良かった気もします。

幼い時って残酷なことを考えたりするじゃないですか、この本はそんな描写がリアルです。
子供にはあまりに印象的な事件って何かその子の成長に関わる。
また小学生を主人公にしているから、主人公自信が無力なんです。
理不尽に対してどう考えるか、どんな行動をとるか…

抗えないことに対しての子供の心情が伝わってきます。

満を持しての好評ってわけではないです、なんとなく

好みの問題かなあ

あとわだめ誕生日おめでとう

1/18-21 2h57m